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prismScapeFilmの「No!Trafficking」


by no-trafficking
タイの人身売買問題に長く関わってきた齋藤百合子さん(恵泉女学園大学教員)も運営委員をしているセルフヘルプグループ、SEPOM(セポム)「Self-empoworment Programme for Migrant Women」からゲストを招いて行われたトークセッションに参加してきました。
1年前のビジットでタイの景色のなかで会った女性と、真冬の日本で再会することがなんだか不思議な感覚でした。彼女は17年ぶりに来日をしたとのこと。色々な思いを抱かれたことと思います。
去年まだ苗の状態だった、彼女の畑のパッションフルーツは、あれからたくさんの実をつけたそうです。次に訪れた時はおいしいパッションフルーツのジュースが頂けるかもしれません。
SEPOMのみなさんが必要としている、具体的な支援は私には出来ないけれど、こうしてタイや日本で笑顔を交わして手を握り合う機会を少しずつ増やしていくなかで、「人身売買」という背景に縛られずに友人や隣人としての関係を作っていけたらいいなぁと感じました。
しかしせっかく私もゲストとして呼んで頂きましたが、SEPOMから来たお二人の話を聞くことに集中して短時間だけお話させてもらう形になり、なんだか申し訳なかったのでした。。
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# by no-trafficking | 2010-02-12 16:23
こちらのブログ、なかなか更新せずにごめんなさい。
2010年最初のお知らせです。
きたる2/7(日)に開催される、てのひら〜人身売買と立ち向かう会さん主催のイベント。
昨年、私たちの企画展「Back to Yours〜カラダに還る〜」にて、サバイバー女性たちの暮らしを映した写真を展示しました。その時に出会った女性が来日し、トークを行うイベントです。
以下が内容となります。なかなか直接出会うことのない方たちのお話を聞く機会、ぜひご参加下さい。

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トークセッション『北タイに生きる、日本への移住労働を経験した女性たち
         〜セルフヘルプグループ“SEPOM(セポム)”の活動を事例に』

かつて、さまざまな理由でタイから日本に移住労働する経験を持つ女性たちが、
おしゃべりをしたり、悩みを語ったりして集うセルフヘルプグループがあります。
「SEPOM(セポム)Self-empoworment Programme for Migrant Women」
という、東南アジアのタイ北部、チェンライ県を中心に活動するNGOです。

SEPOMの中には、移住労働の中で人身売買され、心やからだに傷を負った女性たち
もいます。けれども、辛い経験に打ちのめされているばかりではなく、色々な問題に
さいなまれながら、お金を出し合い、融資をし合って、仕事興しをしている女性も
とても多いです。その姿はたくましく、そしてあたたかです。

「悲劇的なストーリー」をもって語られる、元人身売買被害者女性たちではなく、
「今を生きる主人公」としての彼女たちのとりくみを知ってもらいたい、
そんな思いから、このトークセッションを企画しました。

当日は、SEPOMから、2人のタイ人女性が来日し、SEPOMの活動を紹介します。
そして、日本で生まれ、母とともにタイに帰国した子どもたち(TJC=タイ・ジャ
パニーズ・チルドレンと呼ばれます)と交流する日本のNPOからもゲストを迎え、
映像や写真を用いてトークセッションを行います。

貧困や格差、グローバライゼーションと移住労働、女性への差別や暴力を超えて
生きていこうとする人々のまなざしや姿から、多くのインスピレーションを感じ
ていただければ幸いです。皆さまのご参加をお待ちしています。

■日 時:2010年2月7日(日) 17:30〜19:30 (17時15分より開場します)
■場 所:しんじゅく多文化共生プラザ 多目的室
 地 図:http://www.shinjukubunka.or.jp/tabunka/japanese/information/index.html

■内 容:トークセッション「セルフヘルプグループ「SEPOM」のとりくみと
             日本でSEPOMに関わるグループのとりくみ」

ゲスト:Ms. THEERA SRILA(SEPOM セルフヘルプグループ担当スタッフ)
    Ms. Jiraporn Sae-tan(SEPOM 運営委員)
    村上なほさん(NPO法人プリズムスケープフィルム代表/多摩美術大学教員)

進行&通訳:齋藤百合子(恵泉女学園大学教員/人身売買禁止ネットワーク運営委員/SEPOM )
   ※トークセッションの後、会場の皆さんとのディスカッションも予定しています。

■参加費:500円(ただし、学生は無料(学生証を受付で提示ください))
 定員:30名(座席と資料作成の都合上、事前申し込みにご協力ください)

■申込先:てのひら〜人身売買に立ち向かう会 事務局 担当:百瀬
     E-mail:tenohira_ycatip@hotmail.co.jp
   ※メールに、お名前、所属、連絡先、希望座席数を記入してお送り下さい。
   TEL:050-1445-6947 FAX:020-4624-7480
   HP:http://www.geocities.jp/tenohira_trafficking/

■主 催:恵泉女学園大学平和文化研究所 研究事業(研究担当者:齋藤百合子)
■共 催:てのひら〜人身売買に立ち向かう会
■協 力:SEPOM(Self-Empowerment Programme for Migrant Women)
     NPO法人プリズムスケープフィルム
     JNATIP(人身売買禁止ネットワーク) (順不同・申請中も含む)
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# by no-trafficking | 2010-01-28 13:18

横浜 赤レンガ倉庫にて

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9/13に行われた「てのひら〜人身売買に立ち向かう会」さんイベントのご報告です。
今村昌平監督が40歳手前で撮ったドキュメント「からゆきさん」は、DVDではなく16ミリフィルムでの上映でした。人間とは何か•生きるとは何かという問いに臨み映画を作り続けた今平監督と、戦後の日本から外貨を稼ぐために海外に人身売買された「からゆきさん」と呼ばれた女性との会話から、人間の本質や業を考えさせられる映画でした。

映画上映後。横浜の開港〜戦後、そして現在に渡って生きて来た女性たちを主人公に多くの本を執筆されてきた作家•山崎洋子さんと、この秋から人身売買問題に対して反対キャンペーンをスタートさせたボディショップのチームリーダー•藤田さんと私の3人が、てのひらの百瀬さんに進行してもらいながらトークライブを行いました。
それぞれの立ち位置は違えど、人身売買問題をいかにして自分自身の問題として捉え、関わっていくか観客のみなさんと一緒に考えることの出来た時間でした。
特別な一部の人たちが「かわいそうな」当事者ではないということ。わたしたちが日々のなかで自分自身のセクシュアルライツ(性的人権)を大切にしたいと思うならば、わたしたちはこの人身売買という問題を見過ごすことはできないということ。そんなことをあらためて思いました。

トークは2時間弱続き、質疑応答の時間があまり取れなかったのは残念でしたが、「人身売買問題をセクシュアリティの面から焦点をあてて映像化してくれるのを楽しみにしています」と感想を言ってくれた女性の言葉が嬉しかったです。
ご来場のみなさま、どうもありがとうございました!

そんなイベントから10日経ち、むくむくとタイに行きたい気持ちが膨れ上がってきた村上です。
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# by no-trafficking | 2009-09-24 16:24
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No! Trafficking Projectでも度々イベントの共催をしているNPO「てのひら〜人身売買に立ち向かう会」さんが主催するイベントのお知らせです。
プリズムスケープフィルムの村上もトークライブに参加させて頂きます。
会場内では、6月に開催した「Back to Yours〜カラダに還る」展の写真の一部を展示します。

100年前には私たちの暮らす日本から多くの女性が「からゆきさん」として海外に移住し、望まぬセックスワークを強いられたという事実と、現在の日本が海外からの人身売買の受け入れ国となっている事実。どちらも私たちにとってすぐ近くにある出来事なのに、その実感が持ちにくくて結局「特殊な時代に、自分とは違う世界に生きる人たち」に起こったできごととして消化しようとしてしまう。消化なんて出来るはずはないのに。
今回のイベントは、当事者を「可哀想な人たち」という枠に閉じ込めず、私の問題として人身売買を考えるきっかけとなるものと思います。みなさんのお越しをお待ちしています!


以下、てのひらさんのサイトから転載します。

■9.13(sun)横浜150周年記念イベントに、ぜひお出かけください!(横浜赤レンガ倉庫)

開国博Y150ベイサイド市民協催×てのひら・シネマ&トークライブ2009
「開港がもたらした光と影〜海を渡った少女たちの物語」
およそ100年前、明治から昭和初期まで、世界各地の娼館で働くために日本各地
から海を渡った、10代前半の少女や若い女性たちがいました。彼女たちは、
“からゆきさん”と呼ばれ、中には日本に帰国することができず、働きに渡った
異国の地でその生涯を遂げた人もいます。

今年、開港150年目の横浜で、開港がもたらしたこの影の部分について、日本映画
界の巨匠・今村昌平監督作品の映画「からゆきさん」(1973年/カラー16mm)を
上映し、その人生を存分に生きた、からゆきさんだった一人の女性の生涯を見つめ
ます。そして、彼女たちの生涯が、現代を生きる私たちにも折々につながっている
ことを、映画の後のトークライブで横浜にゆかりの深い作家・山崎洋子さんとアー
ティストとして人身売買問題に取り組む、映画監督・村上なほさんと共に来場いた
だいた皆様と振り返ります。

■日時:2009年9月13日(日)13:30-17:00 (13:00開場)
■会場:横浜赤レンガ倉庫3F ホール
    Map:http://www.yokohama-akarenga.jp/access/

■内容 13:30-15:00 映画「からゆきさん」(今村昌平監督作品/75分)上映
15:15-16:30 トークライブ「からゆきさんからジャパゆきさんまで」
          ゲスト:作家・山崎洋子さん×映画監督・村上なほさん
16:30-17:00 クロージングワークショップ「私たちの50年後の未来のために」

■参加費:一般:1,000円 学生&会員:800円(要学生証)
 定員 200名(なるべく事前予約にご協力ください)

■予約およびお問い合わせ てのひら〜人身売買に立ち向かう会 事務局
 ※予約専用フォーム:https://www.form-answer.com/applications/PYWF2

 TEL:050-1445-6947(月・水・金) FAX:020-4624-7480
 E-mail:tenohira_ycatip@hotmail.co.jp
 URL:http://www.geocities.jp/tenohira_trafficking/

◆開催者:てのひら〜人身売買に立ち向かう会
◆主催:財団法人 横浜開港150周年協会
◆共催:Y150市民参加プラットホーム推進委員会
◆協賛:ザ・ボディーショップジャパン
◆助成:かながわボランタリー推進基金21(神奈川県)
※関連HP Y150ベイサイド市民協催:http://bay.yokohama150.jp/
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# by no-trafficking | 2009-09-07 18:25
6/21〜28に開催した「Back To Yours〜カラダに還る〜」展、終了しました。
ご来場頂いたみなさま、誠にありがとうございました。
今回はvol.1展示「Tribal Kids' Eyes」にも増して、人身売買をテーマにしつつもとても要素の多い展示&ビデオで、フォーカスの見えにくさもありました。けれど、焦点を一点に絞り込むことはできない問題であるということこそが人身売買という問題の難しさなのだということを、展示を行う中で自分自身も実感しました。
表現方法としてまだまだ拙いという反省も含めつつ、今後の関わり方を考えていきたいと思います。
ジャーナリストでもアクティビストでもない私が、どのような立ち位置で人身売買問題と向き合っていくのか。今後も、客観性と主観性の持ち方のバランス、その難しさを慎重に考え続けながら進んでいきたいと思っています。
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# by no-trafficking | 2009-06-30 18:34